2010W杯アジア3次予選 オマーン 1 × 1 日本
2日の試合で日本に完敗したオマーンは、ウルグアイ人のリバス監督を解任し、オマーン人のアザニ氏をコーチから監督に昇格させた。そのためだろうか。2日の試合ではラインを上げる積極的なサッカーを展開したオマーンは、引いて守ってカウンターを狙うスタイルに戻ってしまった。しかし、それこそが日本には嫌な形。オマーンの主力選手が戻ってきたこともあり、前半早々にワンチャンスを決められて先制点を許した後は、引いて守る相手をなかなか崩せない。前半終了間際の集中力を欠いた時間帯に追加点を奪われていたら危なかった。
日没後、後半に入って動きの良くなった日本は玉田が倒されて得たPKを“職人”遠藤が落ち着いて決めて追いつく。その後の日本ペースの時間帯に追加点を奪えなかったのは痛いが、PKのピンチも楢崎のセーブで乗り切り、同点で試合を終えた。先制を許したことや、優勢に試合を進めながらPKの得点のみに終わったことなど、相変わらずの課題も残ったが、厳しい環境下のアウェーでの試合を引き分けに持ち込み、当面のライバルに対して勝ち点3の差を維持したことは大きい。得失点差で大きく上回る日本は、次のタイ戦で勝てば最終節を待たずに最終予選進出をほぼ手中にできるのだ。
それにしても、酷暑の中、わざわざ日没前から試合をやるとは。なんでも、放映権を持つ日本のテレビ局の都合で、当初の試合開始時刻が1時間早まったらしい。それが事実なら、なんと嘆かわしいことか。自国の代表に余計な負担をかけるような真似はやめてほしいものだ。もっとも、酷暑の試合で先にバテていたのはオマーンの選手達だったけれども。
comment
No title
最近、見ていて、負けたときは言うに及ばず、たとえ勝ってもなんとなく面白くないんですよ。
今回の「放映の事情?」は、今の世の中、どこの世界にもあるとは思いますが、選手をモノ扱いするのだけはやめて欲しい、そう切に願います。
No title
以前と違って、勝って当たり前と思っていますから、結果だけでは満足できなくなっていますよね。贅沢な悩みなのかもしれませんが。
放映権の問題については、一次ソースで確認できていないので、断言は避けています。ちょっとズルイかな。
ビジネスに利用するなとは言いませんが、あまり利権が前面に出ると興醒めですよね。そういうところで評判を下げていることにもう少し敏感になってもいいのではないかと思います。


